はなまつり
4月8日は「花まつり」です。
「花まつり」は本来は灌仏会(かんぶつえ)という仏教行事です。
今から約2500年ほど前の4月8日にお釈迦様がお生まれになりました。
お釈迦様は右わきから生まれ、すぐに四方に七歩ずつ歩いて、右手は天、左手は地を指して「天上天下唯我独尊」と仰られたと伝えられています。
直訳すると、「天上においても地上においても、私(釈尊)ただ一人が尊い」となり、解釈に誤解を招きがちですが、本来の意味としては「私が尊いように、生きとし生けるすべてのものが尊い存在である」ということなのです。
また、天からは「甘露の雨」が降り注いだとされています。
このなごりを受けて、現在では「甘茶」をお釈迦様にそそぎ、拝むようになりました。
天然寺でも毎年、「花御堂」をたてて御祝いしております。
きれいなお花ときらきら輝く甘茶に囲まれたお釈迦様を是非見にいらしてくださいね。
2016年4月8日